ギランバレー症候群闘病記録

ギランバレーと闘ってる方、これから闘う方、ギランバレーの方のご家族、ギランバレーの患者さんとともに闘っている医療業界の方向けです。

発症から入院まで

一番最初に体調に異変があったのは2016年12月31日でした。

朝起きた時少し身体がだるかったのです。

しかしそこまでひどくなく、外出もできる程度だったので、年末の疲れが溜まっていたのかな 程度にしか思っていませんでした。

 

31日、1月1日と多少の倦怠感を感じつつ夜に飲酒。

 

 

1月2日は自宅で一日中寝てました。

 

 

3日は昼間サークルの同期と食事に行きました。

その時は倦怠感は少し、寒気が少し、という感じでした。

予定をキャンセルするほどでもないというくらいの体調でした。

ただその日同期の一人からは顔色が悪いと何度も言われました。

そしてその日の夜に発熱。

 

僕は普段風邪をひいた際、倦怠感や寒気を感じてから1日以内に発熱。一晩経てば治る。

というのが定番でした。

そのため今回は いつもと違うな と思いつつ、発熱したから明日には倦怠感も取れるだろうと思いました。

 

 

そして翌4日。熱が下がらず倦怠感、関節痛、筋肉痛がありました。

熱は前日の夜から37.5℃前後でしたが、インフルエンザかもしれないと思い、近所のクリニックでインフルエンザの検査をしました。

結果はインフルエンザではなく、おそらくウイルス性の胃腸炎?(記憶が曖昧です…)と言われ、抗生物質を処方され終了。

 

しかしその時点でかなり倦怠感が強く、椅子に座っていることもできないくらいでした。

 

上司に連絡し、5日はお休みさせてもらうことにしました。

 

夜になるにつれて手足の倦怠感や筋肉痛が痺れへと変化し、これはいつもの風邪ではないと確信。

 

 

5日にかかりつけのクリニック(前日のクリニックとは別)で症状を話し、診察してもらいました。

そのクリニックの先生は内科もやっているのですが専門は神経内科で、その場で握力を測ってみたり、ハンマーのようなもので叩かれ、手足の動きを確認したり、手足の感覚を調べたりしました。

 

その時は脱力はほぼなく、とりあえず様子を見ることになりました。

 

しかしかなりしんどく、また、早期に治療して早く会社に行かなければと思い、夕方再度クリニックへ行き、近所の総合病院の紹介状と診断書を書いてもらい、6日の午前に総合病院での診察を予約してもらいました。

 

この時先生からギランバレーの可能性を伝えられ

「自分の足で立つことができなくなったり、呼吸が苦しくなったらすぐに救急車を呼んでください。」

と言われました。

 

そしてその日の夜。

どうしても胸が苦しく感じ、救急車を呼ぼうか悩みました。

しかし呼吸ができないわけではなく、自分の足でもしっかり歩けたので、救急外来で診察してもらうことにしました。

22時頃、母の車で本当は翌日に行く予定だった総合病院へ。

 

最初は看護師さんに血圧と脈を測られながら症状を聞かれました。

次に研修医の先生が脳に異常がないか確認するため、手足の動きをチェック。

その後当直の先生(専門は呼吸器内科)に診断書を見せ、ギランバレーの可能性があると言われたことを伝えました。

 

研修医の先生と当直の先生が少し話し合いをし、そのあと僕のところへ来て

「おそらくギランバレー症候群だと思います。今から入院できますか?と言うか入院した方がいいと思います。」

と言われました。

やっぱりそうだったか、人生初入院だわ少しワクワクするな。

なんてことを考えながら入院手続き。

 

入院するにあたって、動脈からの採血と脳のCTを取る必要があると伝えられました。

注射が大嫌いな僕は、動脈からの採血、しかも足の付け根の動脈から採ると聞きめちゃくちゃビビりました。

採血を行なった研修医の先生は

「腕から採るよりは痛くないですよ。」

なんて言うけど、絶対嘘だろと思いました。

結果としてはそんなに痛くなく、無事終了。

CTと入院手続きも終了し、病室へ入りました。

 

その後必要なものを取りに一度帰宅。

最終的に1月6日の3時頃に入院完了となりました。

 

ここから2ヶ月間の入院生活がスタートしました。

 

 

次回からは入院中のことを書こうと思います。

拙い文章ではありましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

それではまた。